個性溢れる桃大生の活躍や魅力を、在学生から卒業生まで多くの学生にインタビューを行い、本人たちの生の声で紹介します!
桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物である著書を切り口に、研究の内容や著者(教員)の人物像にも迫る、インタビュー企画です。 インタビュー記事を読んでから著書を手にするもよし、読破後、別の角度から再度著書の魅力に迫るもよし、楽しみ方はイロイロです!
社会科学系総合大学である桃山学院大学は、現代の様々な社会課題を実践的に学ぶ取り組みが充実しています。 このマガジンでは、そんな社会課題に挑む「桃大生」の姿を紹介します。
中学時代の担任の先生との出会いがきっかけで教員を志望した上野さんは、一度は美容師を目指して専門学校を卒業し、3年遅れで桃山学院大学に入学しました。国際教養学部 英語・国際文化学科で、年下の学友と切磋琢磨し、教育に関係するボランティア活動、留学生をサポートするレジデンスアシスタント(RA)など、あらゆる機会を捉えて自分を高め、教員になるという夢を実現されました。これまでの歩みと、目指す教員像、そのための自己研鑽の計画を語ってもらいました。 ◆ 身近だった「先生」 母が保育士
世界のろうあ者のスポーツの祭典・第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025(以下、東京2025デフリンピック)が今年11月に開かれます。過去にバレーボール日本代表として世界選手権に出場した経験もある法学部3年次の明山哲さんに、東京2025デフリンピック出場に向けた目標や聴覚障がい者として桃山学院大学を選んだ理由などをうかがいました。 ◇ 東京2025デフリンピック出場を目指す 私にとっては初めてのデフリンピックですが、個人的にはレギュラーで出ることを目標としています。
「福祉」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか。貧困や虐待をなくすこと?不幸を減らすことでしょうか。このようなマイナスの状態をゼロに戻すのではなく、一人ひとりの幸福や地域の幸福を生み出すのが福祉だと提唱するのが、『増進型地域福祉への展開—幸福を生みだす福祉をつくる』(同時代社)です。編著者の一人、社会学部の小野達也教授に本書への思いを聞きました。 ■ 師の言葉をヒントに生まれた「増進型地域福祉」――小野先生が編著の本『増進型地域福祉への展開—幸福を生みだす福祉をつくる』
◇ サッカーの頂点を見たいと桃大へ 中高6年間サッカーに打ち込みました。当時、母校の京都府立峰山高校サッカー部の友人は、ほとんどが高校まででサッカーをやめてしまうなか「大学サッカーで全国の頂点を見てみたい」と、監督がS級ライセンス(日本サッカー協会が公認する最高位の指導者資格)を持っている大学を探し、桃山学院大学へ進学しました。しかし、当時桃大のサッカー部はスポーツ推薦の選手が中心で、すんなりとは入部できませんでした。入部テストとして2か月間、ひたすら走り込む練習を課され、
青年海外協力隊のOB・OGらが途上国支援の経験をいかして地域活性化に取り組む青年海外協力協会(JOCA)に、桃山学院大学社会学部卒業と同時に飛び込んだ内本駿治さん。広島県の山間部の拠点で障がい者雇用にかかる就労支援事業所を担当し、料理の腕を活かして障がい者と一緒に手打ちそばの料理店を切り盛りしている。若い障がい者が前向きに努力し、能力を高めている姿に刺激を受け、さらなる飛躍を誓う内本さんの思いを聞いた。 ◆ 社会科教員志望から転身 中学時代の卓球部の顧問で社会科の先生にあ
大阪市阿倍野区で育ち、大阪・あべのキャンパスのビジネスデザイン(BD)学部で学ぶ近藤渚さんは、大学と地域のつながりづくりや町おこしの活動に取り組んでいる。 SNSを活用して地域のイベントや店の情報などの発信を手掛け、将来は阿倍野でSNSマーケティングの会社を興すことを目指す。すでにDX(デジタルトランスフォーメーション)やSNSマーケティングのベンチャー企業でインターンシップを始め、「阿倍野で何ができるのか」を具体的に考える「解像度」を上げ、起業に向けて着々と歩みを進めている
商品やサービスの魅力、新しさ、存在価値などを伝える広告は、私たち消費者にとって重要な情報源になっています。広告代理店は消費社会を演出する花形業界の一つですが、どのような人々がどのような思いで働いているのでしょうか。 大手広告代理店、ADKマーケティング・ソリューションズで活躍している本学社会学部卒業生の谷村泰佑さんは、誰でも見たら知っている記憶に残る有名なテレビCMに携わるなど、ビジネス・プロデューサー(営業職)として社内外から高く評価されています。谷村さんに広告業界に飛び込
イギリス・リバプールで開かれた2023年IBTF世界バトントワーリング選手権大会(International Baton Twirling Federation主催)ソロトワール女子シニア部門で2位に輝いた国際教養学部4年、塩見華凜さんは選手として、指導者として世界一を目指している。バトンの競技としての厳しさと魅力、将来の計画を語ってもらった。 ◇ 5歳で始めたバトン 友人に誘われ、マリ・バトンスクール(本部・大阪市天王寺区)の教室でバトンを始めました。以来、小中高校大学
テレビのアナウンサーは幅広い教養、臨機応変な対応力を磨きながら情報をわかりやすく伝える、言葉のプロです。中でも放送局の正社員として働く「局アナ」は志望者が多く、狭き門の職業とされています。 社会学部社会学科4年次の永井啓登さんは中学時代に志したアナウンサーの道に、青森県の「青森放送」で踏み出すことになりました。狭き門の内定を獲得した永井さんに、難関突破までの歩みを聞きました。 ◇ アナウンサーとしてサッカーに関わりたい 広島市出身で中学3年までサッカー一筋でしたが、練習中
◇ 置き去りにされがちなニュースを伝える 徳島県内のイベントや出来事を取材し、記事の執筆を行っています。例えば、地域のお祭りやフードバンクの食糧危機まで幅広い内容を担当します。デジタル版に載せる記事を書くこともあります。取材では相手としっかり向き合い粘り強く話をすることで、置き去りにされがちなローカルニュースを確実に伝えていく必要性を実感しました。また、記者として欠かせない仕事が「事実確認」。間違った情報を載せると、紙面の信用だけでなく県民の不利益にも繋がりかねません。どん
日本の持家率は6割ですので、持家に住む人のほうが賃貸住宅に住む人よりも多いといえます。なぜ私たちは家を所有したがるのでしょうか。その背景を日本の住宅政策の変遷や欧米との対比から考察したのが『私たちはなぜ家を買うのか――後期近代における福祉国家の再編とハウジング』(勁草書房)です。社会学部の村上あかね教授に、本書について聞きました。 ■ 家を所有することを当然とみなす社会の構造に迫る――今回紹介する著書『私たちはなぜ家を買うのか――後期近代における福祉国家の再編とハウジング』
出版業界からプロスポーツ界に転身し、サッカー・Jリーグ「川崎フロンターレ」、バスケットボール・Bリーグ「アルバルク東京」の組織運営やプロモーションの最前線で活躍してきた恋塚唯さん(1993年3月経済学部卒業)は2024年、川崎フロンターレ時代の同僚と地域スポーツクラブの戦略構築・運営などを請け負う株式会社ツーウィルスポーツ(Two Wheel Sports、TWS、東京都渋谷区)を起業しました。 ほぼ10年ごとに新たな世界に踏み出してきた恋塚さんの原点は、学内外問わず取り組ん
ソーシャルデザイン学科(福祉)の学生を中心に「多世代が集うコミュニティカフェの運営と、外出困難な高齢者のバーチャル技術を使った『模擬外出』の活動」に取り組む学生団体FIOREI(フィオレイ)が、第一回 社会福祉学生ヒーローズ賞(主催:社会福祉法人 全国社会福祉協議会)を受賞し、2月27日(火)に恵比寿ガーデンルーム(東京都目黒区)で行われた授賞式に参加しました。 同協議会では、『社会福祉ヒーローズ賞』としてこれまで「社会福祉の仕事は、クリエイティブで面白い!」をコンセプトに
◇ 留学を目指して入学 高校時代にオーストラリアでの短期留学を経験していたので、大学では長期留学をしたい、でも休学などせずに4年間で卒業したい、と考え、その両方に応えてくれる桃大を選びました。私は海外の文化にあこがれて外国で過ごしたいというタイプではなく、むしろ日本国内で暮らしていきたいと思っています。ただ、国内でも外国の人と関わる機会は増えていますし、知らない場所で知らない国の人に話しかけることが出来たら、自分が変わるきっかけになると思っていました。幼稚園から小学校卒業ま
英語の文法というと、教師からひたすら文法規則の説明を受けたことを思い出す人も多いのではないでしょうか。このような一方的な文法指導から、生徒たちに「気づき」を促す授業への変革を提案しているのが、国際教養学部の島田勝正教授の著書『「気づき」をうながす文法指導—英語のアクティブ・ラーニング』(ひつじ書房)です。中学校・高等学校の教員経験もある島田教授に、本書について聞きました。 ■ ライフワークをまとめ、新しい考え方を提案したい――今回紹介する著書『「気づき」をうながす文法指導—
ビジネスプランの事業実現まで高めることを目指す「起業部」の学生9人が、オリジナルのスイーツを企画し、2月19日(月)、無印良品あべのハルカス店(大阪市阿倍野区)で販売しました。商品の特長などを説明しながら買い物客と交流し、新商品・新ビジネス創造に込める思いを伝えました。 スイーツ業界や大学ノベルティグッズの商品企画に関心を持つ学生たち9人が昨年11月から商品企画を始めました。ビジネスデザイン学部で学んだ、新規事業や社会課題の解決策考案のノウハウをもとに、「キャンパスでぱちぱ