桃山学院大学 Webアンデレクロス

1979年の創刊から約42年、桃山学院大学の学生や素顔を時代ごとに映し出してきた大学広報… もっとみる

桃山学院大学 Webアンデレクロス

1979年の創刊から約42年、桃山学院大学の学生や素顔を時代ごとに映し出してきた大学広報誌「アンデレクロス」。 2022年からは「Webアンデレクロス」として、”いつでも、どこでも” 桃山学院大学の様子をご覧いただくことができるようになりました。

マガジン

  • 実践的な活動を続ける、桃大生の取り組み

    社会科学系総合大学である桃山学院大学は、現代の様々な社会課題を実践的に学ぶ取り組みが充実しています。 このマガジンでは、そんな社会課題に挑む「桃大生」の姿を紹介します。

  • THE 桃大人(MOMODAIJIN)

    個性溢れる桃大生の活躍や魅力を、在学生から卒業生まで多くの学生にインタビューを行い、本人たちの生の声で紹介します!

  • 著者インタビュー

    桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物である著書を切り口に、研究の内容や著者(教員)の人物像にも迫る、インタビュー企画です。 インタビュー記事を読んでから著書を手にするもよし、読破後、別の角度から再度著書の魅力に迫るもよし、楽しみ方はイロイロです!

実践的な活動を続ける、桃大生の取り組み

社会科学系総合大学である桃山学院大学は、現代の様々な社会課題を実践的に学ぶ取り組みが充実しています。 このマガジンでは、そんな社会課題に挑む「桃大生」の姿を紹介します。

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社会学科の学生が鳥取県内でフィールドワークを実施

 社会学部社会学科では、夏期休暇中に「社会学特講 ー フィールドワーク入門」と「同・応用」を開講し、鳥取県西伯郡南部町においてフィールドワークを行いました。この授業は、青年海外協力協会(JOCA)南部のご協力のもと、地域で展開する様々な取り組みに参加し、人口減少や高齢化など社会課題とされているようなことについて、実際に現場で見たり聞いたりしながら、多角的に思考する力を養うことを目指しています。社会学科の1~3年次生12名が参加し、地域社会や地域づくりについて学びました。  

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「イズミヤゆいテラス河内長野」活動報告/第7弾 「ゆいテラス研究員」武者修行?に出る!

 本学では、2021年4月に河内長野市にオープンした地域住民のためのまちづくり支援拠点「イズミヤゆいテラス河内長野」(以下、ゆいテラス)で、有志学生(以下、ゆいテラス研究員)による地域活性化のための活動を行っています。  さて、前回第6弾では、「ゆいブックス」の冊数、配置場所、本の種類を増やしたり、机上に置くことで間仕切りの役割を持たせてみたりと取り組みました。今回は前回の報告以降の「ゆいテラス研究員」の取り組みです。  「ゆいブックス」の成果はこまめに観察をしても成果が

文化財資料の保存修復の最前線を学ぶ/元興寺文化財研究所総合文化財センター

 「博物館資料保存論」の授業の一環として、博物館学芸員課程受講生と井上ゼミの学生が8月3日、奈良市の公益財団法人元興寺文化財研究所総合文化財センターを見学しました。 学芸員課程は博物館や美術館などの学芸員資格の取得を目指すコースで、全学部の学生が履修できます。博物館資料保存論は、埋蔵文化財や古い文献資料、文化財級の美術品などの修復法や劣化を防ぐ保存法などを学びます。  同研究所は、国宝に指定されている稲荷山古墳出土鉄剣に金象嵌の文字が刻まれていることをX線検査で解明(197

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ももやまキッズランドを開催

 6月24日(土)、和泉中央駅近くの「アイ・あいロビー」との協働で、「ももやまキッズランド」を開催しました。  今回は、本学ボランティア・スタッフ(ボラスタ)15名が、子どもたちに向けて『缶バッジづくり』『スライムづくり』『七夕工作』を行いました。当日は、32名の子どもたちが参加してくれ、大学生のお兄さんやお姉さんと一緒に、思い思いの作品を作ってくれました。  保護者の方からは、「子どもたち一人ひとり丁寧なサポートをしてくれて、本当に嬉しかった。また機会があれば参加したい

THE 桃大人(MOMODAIJIN)

個性溢れる桃大生の活躍や魅力を、在学生から卒業生まで多くの学生にインタビューを行い、本人たちの生の声で紹介します!

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学生主役の学び/LA(Learning Assistant)が後輩の成長を促す

 主体的に社会課題を発見・解決できる人を育てるビジネスデザイン学部の学びの中核が、PBL(課題解決型)授業です。学生たちは協力企業(クライアント企業)の課題を分析・発見し、その解決策や新事業の企画立案に取り組み、リーダーシップやコミュニケーション力を高めます。学びの主役は学生で、教員はむしろサポート役。先輩学生が務めるLA(Learning Assistant)が中心になって授業を運営し、受講生の成長を促す重要な役割を果たしています。2年次生のPBL授業である「PBL応用」で

起業目指してビジネスデザイン学部へ/まずは大手企業で社会人経験を積む

◇LAとして磨いた指導力  父が鳥取県米子市で保険代理店を経営しており、自分も将来は会社を興したいと考えていました。高校野球部の1年先輩がビジネスデザイン学部の一期生で、その方から「座学よりも、企業から直接課題をいただいて解決策を考える授業が中心だ」と聞き、起業家育成を重視しているところに魅力を感じました。  本気で甲子園を目指し、高校2年の時は鳥取県大会の決勝まで進んだこともあります。キャプテンも務めましたが、体が大きくないため、体格がモノをいう大学野球は目指さずに、ビジ

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大学受験の悔い教訓に努力を継続/人生観を揺さぶられたインド訪問

◇入学後も英語力向上に努力  私は高校時代、大学はとりあえずどこでも行けたらいいやと軽い気持ちで過ごしていました。高校3年の夏、焦りを感じて塾に通い始めました。平日は学校の後、塾で午後10時まで、休日は朝の10時から夜の10時まで塾で勉強をし、家に帰っても夜中の2時、3時まで勉強しました。その甲斐あって、英語力は飛躍的に向上しました。  しかし、他の教科に割ける時間は限られ、桃山学院大学を選んだ理由のひとつは、受験科目を絞ることができるという点でした。しかし、この選択は私の

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公務員志望者が集まる桃山の環境が夢を後押し

◇ 行政を支える税務にやりがい  泉佐野市役所に就職して4年目。税務課で固定資産税の課税を担当しています。行政が市民サービスを行うためには、財源が必要です。その中心である市税をいただく仕事は行政を支えるために不可欠であり、やりがいを感じます。  固定資産税には、「土地」、「家屋」、「償却資産」の3つがあり、私の担当は「家屋」です。泉佐野市内で新築される建物はすべて、現地調査も行って評価額を決定します。私は年間、200件弱の現場に足を運んでいます。市内には関西国際空港の関連

著者インタビュー

桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物である著書を切り口に、研究の内容や著者(教員)の人物像にも迫る、インタビュー企画です。 インタビュー記事を読んでから著書を手にするもよし、読破後、別の角度から再度著書の魅力に迫るもよし、楽しみ方はイロイロです!

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第6回 『参議院と憲法保障―二院制改革をめぐる日英比較制度論』

長期的な視野での議論が期待され、「良識の府」と呼ばれる参議院。時に参議院廃止論が話題になりますが、本来、参議院はどうあるべきなのでしょうか。その参議院と委任立法をテーマに問題提起しているのが『参議院と憲法保障 二院制改革をめぐる日英比較制度論』(法律文化社)です。本書を執筆した法学部の田中祥貴教授に聞きました。 2021年10月に発行された『参議院と憲法保障 二院制改革をめぐる日英比較制度論』は2022年度日本公共政策学会 著作賞を受賞され、高く評価されています。本書では「

第5回 『まちづくりのコーディネーション―日本の商業と中心市街地活性化法制』

角谷嘉則(経済学部教授) 現場に赴いて直接話を聞くことを重視し、地域経済やまちづくりを研究している経済学部の角谷嘉則教授。単著として2冊目となる『まちづくりのコーディネーション―日本の商業と中心市街地活性化法制』(晃洋書房)について聞きました。 ■人に着目してまちづくりを分析――『まちづくりのコーディネーション―日本の商業と中心市街地活性化法制』は2021年12月に発行されました。最初に、本書を出された目的をお聞かせください。  本書の目的の一つは、まちづくり3法の一つ

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第4回『関西方言における待遇表現の諸相』

村中淑子(国際教養学部教授) テレビやインターネット、日常会話の中でも、何かと話題になる方言。方言が人々にどのように使われているかを調べたり、言葉と社会との関係を考察したりしているのが、国際教養学部の村中淑子教授です。今回は、村中教授の著書『関西方言における待遇表現の諸相』(和泉書院)について聞きました。 ■近畿方言は言葉づかいのニュアンスを細かく変える ――『関西方言における待遇表現の諸相』は、2020年12月に発行されました。まず、本書を執筆された目的をお聞かせくださ

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第3回『20年目の世界一周 実験的生活世界の冒険社会学』

大野哲也(社会学部教授) 「人類史は冒険史です」という社会学部の大野哲也さんは、1993年から約5年間、自転車で世界一周を成し遂げた元冒険家。この旅で出会った人たちを約20年後に再訪し、その人生の軌跡を描いたのが『20年目の世界一周 実験的生活世界の冒険社会学』(晃洋書房)です。本書を出版した目的や、「冒険社会学」の面白さを聞きました。 ■「ウロウロしている人」に興味を持ち研究 ——大野先生は、1993年から98年まで自転車で世界一周しましたが、そもそも、どのような旅だっ

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