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著者インタビュー

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桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物であ…
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記事一覧

第9回『私たちはなぜ家を買うのか――後期近代における福祉国家の再編とハウジング』

日本の持家率は6割ですので、持家に住む人のほうが賃貸住宅に住む人よりも多いといえます。な…

第8回『「気づき」をうながす文法指導―英語のアクティブ・ラーニング』

英語の文法というと、教師からひたすら文法規則の説明を受けたことを思い出す人も多いのではな…

第7回 『近代社会と個人<私人>を超えて』

10代の頃から、個人に強い関心を持っていたという社会学部の竹内真澄教授。内なる問いに端を発…

第6回 『参議院と憲法保障―二院制改革をめぐる日英比較制度論』

長期的な視野での議論が期待され、「良識の府」と呼ばれる参議院。時に参議院廃止論が話題にな…

第5回 『まちづくりのコーディネーション―日本の商業と中心市街地活性化法制』

角谷嘉則(経済学部教授) 現場に赴いて直接話を聞くことを重視し、地域経済やまちづくりを研…

第4回『関西方言における待遇表現の諸相』

村中淑子(国際教養学部教授) テレビやインターネット、日常会話の中でも、何かと話題になる…

第3回『20年目の世界一周 実験的生活世界の冒険社会学』

大野哲也(社会学部教授) 「人類史は冒険史です」という社会学部の大野哲也さんは、1993年から約5年間、自転車で世界一周を成し遂げた元冒険家。この旅で出会った人たちを約20年後に再訪し、その人生の軌跡を描いたのが『20年目の世界一周 実験的生活世界の冒険社会学』(晃洋書房)です。本書を出版した目的や、「冒険社会学」の面白さを聞きました。 ■「ウロウロしている人」に興味を持ち研究 ——大野先生は、1993年から98年まで自転車で世界一周しましたが、そもそも、どのような旅だっ

第2回『インバウンド観光のための観光土産マーケティング —中国人消費者の購買行動…

辻󠄀本法子(経営学部教授) 知人が旅先で買ったお土産をもらったところ美味しくて、今度は自…

第1回 『長与専斎と内務省の衛生行政』

小島和貴(総合研究所長/法学部教授) 新型コロナウイルスで注目を集めた保健所。その元とな…