桃山学院大学 Webアンデレクロス
個性溢れる桃大生の活躍や魅力を、在学生から卒業生まで多くの学生にインタビューを行い、本人たちの生の声で紹介します!
桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物である著書を切り口に、研究の内容や著者(教員)の人物像にも迫る、インタビュー企画です。 インタビュー記事を読んでから著書を手にするもよし、読破後、別の角度から再度著書の魅力に迫るもよし、楽しみ方はイロイロです!
社会科学系総合大学である桃山学院大学は、現代の様々な社会課題を実践的に学ぶ取り組みが充実しています。 このマガジンでは、そんな社会課題に挑む「桃大生」の姿を紹介します。
村中淑子(国際教養学部教授) テレビやインターネット、日常会話の中でも、何かと話題になる方言。方言が人々にどのように使われているかを調べたり、言葉と社会との関係を考察したりしているのが、国際教養学部の村中淑子教授です。今回は、村中教授の著書『関西方言における待遇表現の諸相』(和泉書院)について聞きました。 ■近畿方言は言葉づかいのニュアンスを細かく変える ――『関西方言における待遇表現の諸相』は、2020年12月に発行されました。まず、本書を執筆された目的をお聞かせくださ