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#ソーシャルデザイン学科
見失った自分を取り戻し公務員として地域に貢献/親身にかかわる教職員・知人の叱咤が変身を促す
卒業まで6年間かかった上田吉恭さんはいったん中退も考えました。しかし、母の知人の叱咤と教職員の親身のサポートを受け、「この人たちを裏切れない」と心のスイッチが切り替わったそうです。故郷に貢献したいという強い思いから、卒業後も公務員試験勉強を続け、町役場職員の難関を突破しました。住民の要望に対し「できる理由を考える」姿勢を貫く公務員として、日々奮闘しています。
◇「住民のため」を第一に
和歌山県
司法の場に福祉の視点を――保護観察官に内定した久松紀代夏さん
9月5日、九州地方更生保護委員会の採用面接を受け、採用内定の連絡をいただきました。長く苦しかった公務員試験対策の勉強が実り、卒業後は保護観察官として働きます。保護観察官は国家公務員で、ボランティアの保護司と協力して、仮釈放が認められた受刑者等のサポートに当たります。高齢や障がいなどの困難を抱えていながら、福祉のサポートにつながることが出来ずに、犯罪を繰り返してしまう受刑者が少なくありません。仮釈
もっとみる学んだことは、「大切なのは、一人ひとりを想うこと」ということでした。
気になる、電車の子
電車の中で障がいのあるお子さんが大きな声を突然あげたり、車内を行ったり来たり・・・。
そんな光景を目にしたことは、皆さんあると思います。そんな場に居合わせた人を観察していると、できるだけ関わらないよう目線を逸らせたり、イヤホンで音楽を聴き始めたり。また、人によっては別の車両へ移られる様子を目にすることもあります。
私は少し違っていて、その子のことが気になってしまうんです
医療機器の提供を通じて、「一人ひとりのしあわせ」をデザインする
現在、私はX線装置や内視鏡、超音波診断装置など、富士フイルム(株)で製造した医療機器を医療機関に提供する業務に携わっています。
私は、社会福祉学科(現:ソーシャルデザイン学科)で学んでいたため「将来は、人の役に立つ仕事がしたい」と、福祉の道を志したこともありました。しかし、桃山学院大学(以下、「桃大」という)での学生生活において様々な経験をしたことで「よりマクロな視点で、一人ひとりのしあわせ
救護施設で利用者の方の生活をサポート!
きっかけとなった高校野球での経験。
人を支える仕事に就きたいと考えている足立。彼には苦い経験がある。甲子園をかけた高校3年の夏。最後の試合にメンバー入りすることなく、選手としての夏は幕を閉じた。しかし少しでも戦力になるべく、裏方としてひたむきにチームをサポート。仲間からの感謝の言葉が嬉しく、「この先も誰かの力になりたい」と決意した。さまざまな道が考えられたが、彼が選んだのは人の日常を支える福祉の