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著者インタビュー

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桃山学院大学総合研究所では、本学における研究成果に関する発表の場として、また学問的社会評価を問う場として、出版事業を推進しています。 「著者インタビュー」では、研究の成果物であ… もっと読む
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#桃山学院大学

第8回『「気づき」をうながす文法指導―英語のアクティブ・ラーニング』

英語の文法というと、教師からひたすら文法規則の説明を受けたことを思い出す人も多いのではな…

第6回 『参議院と憲法保障―二院制改革をめぐる日英比較制度論』

長期的な視野での議論が期待され、「良識の府」と呼ばれる参議院。時に参議院廃止論が話題にな…

第5回 『まちづくりのコーディネーション―日本の商業と中心市街地活性化法制』

角谷嘉則(経済学部教授) 現場に赴いて直接話を聞くことを重視し、地域経済やまちづくりを研…

第4回『関西方言における待遇表現の諸相』

村中淑子(国際教養学部教授) テレビやインターネット、日常会話の中でも、何かと話題になる…

第3回『20年目の世界一周 実験的生活世界の冒険社会学』

大野哲也(社会学部教授) 「人類史は冒険史です」という社会学部の大野哲也さんは、1993年か…

第2回『インバウンド観光のための観光土産マーケティング —中国人消費者の購買行動…

辻󠄀本法子(経営学部教授) 知人が旅先で買ったお土産をもらったところ美味しくて、今度は自…

第1回 『長与専斎と内務省の衛生行政』

小島和貴(総合研究所長/法学部教授) 新型コロナウイルスで注目を集めた保健所。その元となる仕組みを明治時代に作ったのが、初代内務省衛生局長の長与(ながよ)専斎(せんさい)(1838-1902)です。これまで日本行政研究の一環として長与専斎の研究に取り組み、この度、『長与専斎と内務省の衛生行政』(慶應義塾大学出版会)を執筆した小島和貴教授に、本書について、また、長与の功績や現代に通じる教えを伺いました。 ■日本の衛生行政の基礎を築いた長与 長与をひと言でいえば、日本で衛生