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社会学科の学生が鳥取県内でフィールドワークを実施

 社会学部社会学科では、夏期休暇中に「社会学特講 ー フィールドワーク入門」と「同・応用」を開講し、鳥取県西伯郡南部町においてフィールドワークを行いました。この授業は、青年海外協力協会(JOCA)南部のご協力のもと、地域で展開する様々な取り組みに参加し、人口減少や高齢化など社会課題とされているようなことについて、実際に現場で見たり聞いたりしながら、多角的に思考する力を養うことを目指しています。社会学科の1~3年次生12名が参加し、地域社会や地域づくりについて学びました。

南部町の方から、聞き取り調査を行う学生たち

 南部町でのフィールドワークは、今回で2回目となります。9月4日(月)から4泊5日の日程で、学童保育、空き家の利活用、農作業支援といった幅広いプログラムに取り組みました。今回は、JOCA南部の取り組みのほか、空き家を活用した移住定住促進事業を展開するNPO法人なんぶ里山デザイン機構が南部町高姫で実施しているシェアハウスプロジェクトに参加し、シェアハウスで使用予定の下駄箱や机といった備品づくりにも携わりました。同機構の他、ハウジング事業や集成材製造事業を営む地元企業の方々の参加もあり、このプロジェクトを通じて、地域でどのような連携が生じているかといったことも学ぶことができました。

シェアハウスで使用する家具を作成したり、
農作業支援をしたり、体験などを通じて南部町を理解していきます

 最終日は、参加学生の進行で報告会を実施し、JOCA南部のスタッフや南部町職員らの前で、活動を通して得た学びや気づきを発表しました。発表では、南部町の地域づくりから学んだことだけではなく、現場に出て見聞きすることの重要さ等も示されました。

今回のフィールドワークに参加した、受講生たち

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