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受発注システムの習熟に苦労した新人時代 総合職に転換しより良い会社作りに貢献を

入社内定は卒業間近

 のんびりした性格もあって、立花エレテックの就職セミナーに参加したのは4回生の11月ごろ。社会経験の浅い学生にとって、企業のイメージは採用担当の人事部の方に大きく左右されます。立花エレテックの人事部員は年齢も近く、とても明るく親切で好印象でした。卒業まで残された時間も少ない中で、立花エレテックに採用していただけました。心配かけたキャリアセンターの方に報告に行くと、すごく喜んでくださって…。でも最後まで履歴書は恥ずかしくて見せられなかった記憶があります。

 入社以来、一般職の事務担当として営業担当者が取ってきた案件の受発注業務を担当しています。オンラインシステムに必要な情報を入力すると、配送センターから商品が顧客に届けられます。しかしこのシステムが複雑で、操作方法に習熟するのに最低1年はかかります。客先によって対応方法が異なることもありますし、電子メールで届いた見積もり依頼への回答、お客様との電話応対などの業務もありそれと並行できなければなりません。

 自身の未熟さもあり残業続きでしたが、私よりはるかに多忙な先輩社員の方々に支えられました。
 職場の温かさが心地よく、辞めようと思ったことはないですね。

後輩社員とのコミュニケーションを

 社員数が少ない部門だったのですが、皆の頑張りの結果、売上高、利益も向上し、部門の社員数も増えました。ほんの数年で組織も個人も変われることを実感しています。来年には総合職に変わります。女性ももっと活躍できるようにという狙いだと聞いていますので、日々の業務内容などについて皆で話し合い、より良い会社作りに参加したいと考えています。
 私が入社した当時は、就職したら1か所でずっと勤めるもの、というのが常識でしたが、現在では転職が珍しくない社会になっています。幸い、私の所属している部門は職場の雰囲気がとても良く、上司が気さくに声をかけてくれ、相談もしやすい空気を作ってくれています。そのような経験を伝えるなど後輩社員とコミュニケーションを図り、「この会社に入って良かった」と思ってもらえるようにしたいですね。

時間は有限 目前の課題に全力

 学生時代は3年半、通学ルートにあった天王寺の喫茶店で接客のアルバイトをしました。10歳以上年長のパートさんと交流したり、お店で唯一の正社員で同年齢の人といっしょに売り上げ目標を達成するために工夫するなど、打ち込みました。焼き菓子を販売するため店舗の外でも通行人などに売り込んだりする中で、お客様に自然に笑いかけたりできるようになったようです。入社試験の最終面接では社長から「人慣れしているね」と言われたことを覚えています。
 また高校時代のニュージーランドへの留学経験を活かし、隣家の子に英語を教えたことも、勉強になりました。説明が理解できたのかどうか、表情・反応から見極めたり、やる気を起こさせる方法を日々模索しました。

 社会人になって15年、30歳代半ばを過ぎて “時間は有限である” ことを良くも悪くも感じるようになりました。時間の有限性を意識しすぎず、私は頭の片隅に置いて一日一日を丁寧に、大切に過ごすことにしています。

 何か目標がある人は目標達成するための努力を惜しまず、強い意志を持って進んで下さい。明確な目標がない人でも今、自分の目の前にあることに向き合うことは可能です。努力で得ることのできた能力や知識、そしてやり抜く力は皆さんを大きく成長させ、新たな挑戦へ向かう時背中を押してくれるでしょう。
 「敵は己の中にあり」という言葉を心に留め、物事がうまくいかない時他人や環境のせいにするのではなく、まずは自分と向き合ってみる。自分の甘さや弱さと対峙しながら、一歩一歩前進したいですね。

同じく立花エレテックで働く、桃大卒業生の仲間たちと

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