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実践的な学びで課題解決力を身につけ、セレッソ大阪で働く夢を実現

2つの異なる実践授業が自身の成長に

 大阪市内にある一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブのサッカー普及部で、2023年から働くことが決まっています。大学1年次の頃から、将来はセレッソ大阪で仕事をすることを目標にしてきました。というのも、私は小学生の6年間、セレッソ大阪サッカースクールのスクール生としてサッカーを学び、このときからずっとセレッソ大阪のサポーターで、社会人になったらサッカーを通して喜びを与える側に立ちたいと思っていたからです。

 そのために、大学1年次のときは短期間のインターンシップで、セレッソ大阪の期間限定ショップの店舗スタッフを経験。2、3年次にはセレッソ大阪の公式ファンクラブで長期インターンシップをし、毎試合ごとのお客様への対応や試合日前日の準備をしてきました。4年次のときはセレッソ大阪のインターンシップ募集はなかったのですが、チケットセンターでお客様を対応するアルバイト募集があり、手を挙げたところ参加させてもらえました。

セレッソ大阪に対する「熱い想い」を伝え続けました(目取眞さん)

 ところが、セレッソ大阪で2023年の新卒採用はありませんでした。目標を実現させるためにはいろいろな道筋があると考え、スポーツ関連の就職説明会に足を運び、業界を研究。その一方で、インターンシップでお世話になったセレッソ大阪の社員の方に、セレッソ大阪が好きで働きたいと思っていることを何となく伝えるようにはしていました。あるとき、思い切って入社したいという気持ちをはっきり伝えたところ、私のインターンシップ経験などを管理部の人に紹介してくださいました。その結果、セレッソ大阪スポーツクラブの方に人材の空きを見つけてもらい、面談を経て内定をいただいたのです。

 セレッソ大阪スポーツクラブの内定につながったのは、性質の異なる2つの実践授業が私を成長させてくれたからだと思います。その一つは、1年次から幅広い業種の実態を学び、3~4週のサイクルで課題提示からビジネスプランの発表まで行うドメイン科目。多いときには週に4回くらい発表することがあり、プレゼンテーション力が身につき、レポートやパワーポイントの資料を作成する力も養えました。もう一つのPBL授業(ビジネスデザイン実践)では、連携企業の方と一つの課題に1学期間じっくり取り組みます。学生5~6人に社員の方1人がつき、与えられた課題の解決策を社員の方にも相談しながら考えていくのですが、ときには厳しい指摘をされることも。しかし、それは的確な内容で現場の声を聞ける機会でもあり、プランを改善することで自分の考え方の幅が広がりました。

コミュニケーション能力を養える学び

桃山学院大学を志望した一つのきっかけは、ビジネスデザイン学部が阿倍野に開設されることを知った父が「楽しそうな大学」と言って勧めてくれたこと。私は高校生のときに、グーグル本社などを訪問するアメリカでのアントレプレナーシップ研修に参加したことから、アントレプレナーに興味を持っていたのです。ビジネスデザイン学部では、自分たちの悩みや好きなものから、社会における理想と現実のギャップを埋めるための解決策を提案していく学びができると知り、進学しました。

 ビジネスデザイン学部の最大の魅力は、学生や教員、企業の方とも話す機会が豊富にあることです。学生同士がグループで話し合うのはもちろん、教員の方々に聞きたいときはすぐに答えてくださる環境です。企業の方もこちらの提案に対してフィードバックする時間を惜しみなく取ってくださり、授業終了後でも話をしていただくことがありました。

 実践的な学びの積み重ねから、1年次の秋には大阪府と桃大の連携プロジェクトでビジネスアイデアを大阪府庁で発表する機会を得られ、関係者の方からお褒めの言葉をいただき自信がつきました。もともと私は、人前に立って話すのが得意な方ではありません。いろいろな経験をすることで、コミュニケーション能力がつき、セレッソ大阪の社員の方たちにも自分の思いを伝えられたと実感しています。

 今後は、ビジネスデザイン学部で学んだ課題解決力を生かし、セレッソ大阪スポーツクラブでの課題を解決しながら、一つでも多くのタスクを任せてもらえる人になりたいと思います。

ビジネスデザイン学部で学んだことを武器に、これからも「熱い想い」で仕事に取り組みます

※この内容(学年表記含む)は2022年11月取材時のものです。

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