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学び続ける意欲を湧き出させてくれた桃山 地域で事業創造をお手伝いする金融の道へ

◇出身地・静岡に貢献したい

 金融関係の仕事に就きたいという気持ちは特になかったのですが、法学部で学んだことを活かせる職業を思い描いてはいました。大学がある大阪での就職も視野に入れていましたが、いざ就職活動が始まるとコロナ禍の影響も相まって、田舎ならではの人口減少、高齢化社会の進み度合い、後継者問題などが浮き彫りになっている出身地・静岡を発展させたいという気持ちが強くなりました。地域で将来性のある事業を創造していく、そのお手伝いが一番できる仕事として銀行の道を選びした。法人担当、ローン担当のジョブローテーションを経て、現在はお客さまのライフスタイルに合わせた資産形成や相続についてのコンサルティングなどをするライフプラン担当をしています。

◇ディベートで磨いた提案力

 銀行はお客さまの大切なお金を預かる、貸す機関でもありますので、規則に則った扱いが重要です。その規則のほとんどは法律に沿ったものとなっているので、大学で学んだ法律の基礎は、規定を読みながら仕事を進めていく私にとっておおいに役立っています。特に現在担当している業務では、相続関連や担保物件、債権法など、民法の授業で学んだ内容の取り扱いが主になっています。
 放課後や空きコマで行っていた法職セミナー室では疑問に思ったこと、課題に対し先生や先輩方がわかるまで向き合ってくれるところだったため、学生から「とことん学びたい」という意欲を湧き出させてくれる環境でした。就職後も定期的に多種多様な資格試験がある私にとって、桃大特有の資格・検定試験の推奨は今の学び続ける姿勢に繋がっています。
 また、ゼミで行ったディベートではさまざまな角度から物事を考えられるように鍛えられ、ソリューション営業を考えるために、顧客への提案の幅を広げられるきっかけとなりました。

◇恩師の励ましで前向きに

 あまり言いいたい話ではないですが、浪人を経ているのに志望していた大学に落ちてしまった私は、他の学生より劣っているという劣等感が強くありました。1回生の頃からお世話になった花元先生が「卒業までには自分が来た道が正しいと思えるようになるから大丈夫と」と言ってくださったので自信が持てるようになりました。
 大学に入るまでの単純なイメージとして、大学の教授と学生の関係は希薄という思い込みがあったので、この大学の教授は信頼ができる、4年間ここで学べば自分も変われる、と強く思いました。卒業までの期間、親身になって大学生活をサポートしてくださったことに感謝でいっぱいです。

◇コミュニケーション力の高い学生に囲まれて

 桃山はいい意味でノリが良く、人懐こい学生が多い大学です。全く知らない人が隣に座っていてもグループワークなどで人見知りすることなく話し合いができ、とても斬新な意見が出ることがあり、度々驚かされた記憶があります。コミュニケーション能力、環境への適応力が高い学生が多いイメージがあります。私自身そこまで話せるタイプではなかったのですが、その環境のおかげか自然と溶け込めるようなっていきました。
 授業もそうですが、ゼミでのクリスマス会やバイト、旅行や舞台観劇、コンサートなど好きなこと、楽しいことがとことんできたことが思い出です。教養だけでなく趣味や遊ぶことも学びに繋がると、社会人になって強く思います。

法学部の学びは、こちら↓↓↓

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