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挑戦を重ねた学生生活 法学部の学びを銀行業務に活かす

 大学で学んだ法律の知識を少しでも活かしたいと思ったことが銀行への就職の決め手でした。授業で培ったことを育ってきた地元で活かすには、馴染みがある地場の金融機関が相応しいのではないかと思い、今の仕事を選びました。

 現在担当しているのは、主に、必要な方にお金をお貸しするための融資業務で、その内容は、ローン審査の受付や貸出し後の資金管理など多岐にわたります。時には、預金窓口で受付業務を行うこともあります。そこでは、新規の方の通帳開設や定期預金の受入れ、税金納付など顧客のニーズをよく聞き取って受付をしています。
 銀行の業務に、法律は密接に関係しています。全ての業務が法律に基づいて行われていると言っても過言ではありません。例えば、亡くなった方のお金を引き継ぐ「相続」や、土地や建物を買う時などに設定する「抵当権・根抵当権」など、大学の講義でよく耳にすることを、実際の業務で多く取り扱っています。法学部で学ぶことが、民間企業に就職しても広く役立つと実感しています。

銀行員として、地元である香川の人々の生活を支えている上原さん

厳しくも優しさ溢れる花元ゼミで学んだ4年間

 法学部のゼミは1年生から細かい指導があり、深く法の分野を知ることができるのが大きな特徴です。自分が学びたいと思っていた講義が多くありました。法学部花元ゼミ(民法)で、1年生の基礎演習から4年生の専門演習ゼミまでお世話になりました。最初の基礎演習から幅広い対応力を得るために、花元先生の厳しくも優しさ溢れる授業が強く印象に残っています。最初は付いていくことで精一杯でしたが、慣れていくにつれて自分の意見をしっかり考えられる力が身に付きました。また、異なる学年のゼミ生を組み合わせてグループ発表やディベートを行う授業がとてもユニークでした。同学年のみの授業よりも、自分の考えに固執することなく、与えられた課題への最適解を考えることができたのではないかと思っています。

桃大の魅力は、挑戦し続けられる環境。卒業してからも感じるのは「桃大が好き!」という気持ち。

 桃大は様々なことに挑戦する環境が整っている大学でした。学生時代はとにかく色々なことに取り組んでいたと思います。部活やサークル、ゼミ行事など常に動きまわっていました。色々な課外活動も楽しめました。サークルでは代表を務め、組織を運営する難しさも知りました。自分の興味を引き出し、挑戦を重ねることができる大学であると思います。

 私の場合、進学して新しい環境になり、思い切って経験したことがないことをやりたいという気持ちが強かったのかもしれません。授業とは離れますが、保健室の今井先生にも大変お世話になりました。学校生活全般の悩みをいつも親身になって聞いてくれたことは、香川から大阪に下宿していた僕にとっては大きな励みになりました。

 ゼロから始まった下宿生活、交友関係、授業、部活やサークルなど内容の濃い4年間でした。桃山に行って良かった!と思います。大学で出会った友達や先生は、卒業した今でも自分の励みになっています。仕事が思うようにいかず困ってしまったら、大学の友達に会って話を聞いてもらったり、一緒に遊んだりして元気をもらっています(この前もふらっと学校を訪ねて気分転換しました)。先生とも連絡をとり、仕事で経験したことから自分の成長には何が必要なのかを話し合うこともしています。大学生活で色々な人と交流した結果、仕事やそれ以外でも自分の強い味方でいてくれる仲間ができて嬉しい限りです。

 今思い返せば、ノープランで何気なく過ごしていた時間が一番楽しかったかなと思います。卒業してみんなと離れ、社会人になってそんな時間が取れなくなったときに痛感しました。また大学生活を過ごしたいとよく考えるので、やはり桃大が好きなのでしょうね。この文を書いている今もしみじみと感じています(笑)。改めて桃大に感謝です!

【法学部 法律学科の学びは、こちら↓↓】

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