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クルーズ船のパーサーにして二児の母【日本クルーズ客船株式会社】

世界中を運航するクルーズ船のパーサー

現在、世界中を運航するクルーズ船で、アシスタントパーサーとしてパーサー職をしています。全乗組員約220名、うち150名が外国人で、船内の公用語は日本語と英語。約2ヵ月の船上勤務の後に約1ヵ月の休暇という勤務体系になります。

私の業務は、船内の金銭管理や総務全般、外国人乗組員の人事など、全乗組員とかかわる職務のため、仕事内容は多岐にわたります。言葉や文化が違う乗組員と生活を共にするという大変さはありますが、様々な寄港地に行くこともでき、やりがいを感じることがとても多くあります。まだ子どもが小さいなか、私のチャレンジを後押しし、サポートしてくれている夫には本当に感謝しています。

乗務する「ぱしふぃっくびいなす」の前で、ご家族と

私が外で働き、夫が家を守る

私たちふたりは、夫婦・親でありながら、お互いの夢・キャリアを尊重し合える関係です。私たちらしい家族のあり方を模索してきた結果、現在は私が外で働き、夫が家を守っています。この柔軟な考え方は、桃大での様々な出会いを通し、多様な価値観に触れられた経験が影響しています。

私にとって特に印象的だった経験は、大学開学50周年を記念して行われた「国際ワークキャンプ・大阪」。世界中の学生たちが大阪に集まり、環境問題について討論したり、フィールドワークを行ったりするものです。すべて英語で行われるものでしたが、様々な国の学生の意見を聞くことで、多角的な視点を養えました。

桃大は、サークルやワークキャンプ、留学など、やってみたいことを何でもチャレンジさせてもらえる自由な環境。そんな環境で4年間を過ごせたことが、現在の生き方・考え方に繋がっていると思います。

(※この内容(学年表記含む)は2018年5月取材時のものです。)

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